鬼鎮神社のご利益や神様は?鬼が勝利や成長の象徴

神社仏閣

埼玉県比企郡嵐山町にある鬼鎮神社は、全国でも珍しい「鬼」を祀る神社です。

1182年に武将・畠山重忠が鬼門除けとして建立し、勝負運や商売繁盛、厄除けなど多彩なご利益で信仰を集めてきました。

赤鬼・青鬼の像や節分祭の掛け声など、独特の文化や体験も魅力です。

このブログでは、鬼鎮神社の歴史やご利益、参拝ポイント、アクセス情報を詳しくお伝えします。

特別な体験が待つ鬼鎮神社をぜひ訪れてみてください。

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鬼鎮神社とは?ご利益と歴史は?

埼玉県嵐山町にある鬼鎮神社(きぢんじんじゃ)は、その名の通り「鬼」を祭神とする特徴的な神社です。

寿永元年(1182年)に、畠山重忠が居館である菅谷館の鬼門除けとして建立しました。

節分の行事では「福は内、鬼は内、悪魔外」という掛け声で豆まきが行われ、魔除けのご利益を祈願します。

さらに、家内安全や商売繁昌、受験合格を願う参拝者も多く訪れます。歴史ある神社でありながら、「鬼」を善なる存在として捉える独特な信仰が、訪れる人々に新たな気づきを与えてくれます。

鬼滅の刃の影響で鬼鎮神社を訪れる参拝客も増えたようです。

ご利益と背景

鬼鎮神社のご利益は「勝利」や「魔除け」など、多岐にわたります。

鬼鎮神社の最大の特徴は、「鬼」を勝利や守護の象徴として祀っている点です。

創建当初は、畠山重忠が居館の守護と鬼門除けを願って建立しました。その後、戦国時代には武士たちが武運長久を祈り、現代では受験合格や仕事での成功を願う人々が訪れます。

節分祭で配られる赤鬼・青鬼の絵馬やお守りは、魔除けや盗難除けのご利益があるとされています。「鬼に金棒」という言葉に象徴されるように、鬼の強さを借りて自分の心を強くしたいという願いを込める参拝者も多いです。

さらに、家内安全や商売繁昌、悪魔祓いのご利益も信仰され、地域住民をはじめ全国から多くの参拝者が訪れています。

歴史と起源

鬼鎮神社は、中世の武家文化と深く結びついた歴史を持つ神社です。

鬼鎮神社の創建は、鎌倉時代初期に遡ります。寿永元年(1182年)、畠山重忠が自身の居館である菅谷館を建設する際、北東の鬼門を守るために建立しました。この位置は風水思想に基づいており、鬼門除けの神社として重要な役割を果たしていました。

さらに、主祭神である衝立船戸神(つきたつふなとしかみ)は、伊邪那岐命が黄泉の国から戻った後の禊の際に生まれた神であり、悪魔祓いの力を持つとされています。後に、戦国時代や近代を経て、鬼門除けから多様な信仰を受け入れる神社へと発展しました。

長い歴史の中で地域の守り神として親しまれつつ、節分祭などの行事を通じて現在も多くの人々に影響を与え続けています。

鬼鎮神社の神様(御祭神)とその伝説

鬼鎮神社の神様「鬼鎮様」は、鬼が100本の刀を打った伝説に基づいて祀られています。

この伝説で、鬼は恐ろしい存在ではなく、勝利や成功の象徴として崇拝されています。

伝説によれば、刀鍛冶の弟子が鬼となり、人間を超えた技術で100本の刀を鍛えました。その功績が認められ、鬼鎮神社の神様となったのです。神様の象徴である「金棒」も境内に奉納され、力強さと成功の象徴として親しまれています。

鬼鎮神社の神様と伝説は、訪れる人々に特別な感動を与えます。ぜひ足を運び、その力に触れてみてください。

鬼鎮神社のパワースポットは

鬼鎮神社には強いエネルギーを感じるパワースポットが多くあります。

本殿に鎮座する赤鬼・青鬼の像は、守護の力を象徴し、訪れる人々に力強さを与えます。また、「鬼に金棒」にちなんだ金棒は、勝利や成功の象徴として、多くの参拝者が触れて祈願しています。

さらに、鬼鎮神社は鬼門除けの神社としても知られ、厄除けや魔除けの効果があります。歴史や伝説と結びついたこの神社のエネルギーは、人生の節目に訪れるのにぴったりです。

鬼鎮神社は、その強いエネルギーで勝利運や心の強さを後押ししてくれるパワースポットです。

鬼鎮神社を参拝するときのポイント

鬼鎮神社を参拝する際は、まず心を落ち着けて神様への敬意を忘れずに。

境内には赤鬼・青鬼の像があり、これらは強い守護の象徴です。参拝時に手を合わせ、感謝と祈りを捧げましょう。

また、「鬼に金棒」の金棒には勝利や成功を願う力が込められています。触れることでその力を感じ、祈願をすると良いでしょう。

厄除けや魔除けの効果もあるため、特に人生の節目に訪れるのにぴったりです。参拝後は境内を散策し、神様のエネルギーを感じることをおすすめします。

二月三日の節分祭では赤鬼と青鬼が豆をまきます。

鬼鎮神社の場所とアクセス方法

鬼鎮神社へのアクセスは公共交通機関と車、どちらでも便利です

住所:〒355-0213 埼玉県比企郡嵐山町川島1898

公共交通機関を利用する場合

鬼鎮神社への公共交通機関でのアクセスは便利で、最寄りの武蔵嵐山駅から徒歩約15分で到着します。

川越方面からはJR川越線から東武東上線に乗り換え、武蔵嵐山駅を目指します。

タクシー利用の場合は駅から5分程度で到着できます。

公共交通機関でのアクセスは、ゆっくりと周辺を散策しながら訪れるのに最適です。

車やタクシーを利用する場合

鬼鎮神社への車でのアクセスは便利で、無料駐車場も完備されています。

関越自動車道の嵐山小川ICから約15分で、ナビで「埼玉県比企郡嵐山町川島1898」と検索すれば簡単に到着します。駐車場は広く、混雑時でも比較的利用しやすいですが、イベント時は早めの到着をおすすめします。

また、武蔵嵐山駅からタクシーを利用すれば5分ほどで神社に到着できます。

車やタクシーを利用すれば、効率よく参拝でき、周辺観光も楽しめます。

まとめ

鬼鎮神社は「鬼」を祀るユニークな神社で、長い歴史を誇ります。

創建当初から鬼門除けの守護神として、多くの人々に信仰されています。勝負運や商売繁盛、家内安全、厄除けなど、現代の願いに応えるご利益があり、特に「鬼に金棒」や赤鬼・青鬼の像など、パワースポットとして強さや勇気を授けてくれます。

また、神社の伝説や歴史的背景も魅力的で、訪れることで特別なエネルギーを感じることができます。

アクセスも便利で、公共交通機関や車で気軽に訪れることが可能です。ぜひ鬼鎮神社を訪れ、そのご利益を実感してみてください。

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