備蓄米21万トンが3月下旬ごろから放出されると発表されました。
まずいのでは?など色々な意見が出ています。
備蓄米はまずいのか?いつのお米なのか?そもそも備蓄米って?など気になりますよね。
こちらのブログでは備蓄米について調べて見ました。
備蓄米とは:緊急時に蓄えておくお米のこと。
備蓄米はまずい?
備蓄米はまずいというわけではない!
備蓄米が「まずい」と感じられるのは以下のような理由があります。
- 長期間保存されるため、酸化や乾燥で風味や食感が落ちることがある。
- 一部の備蓄米は、品質が低いと判断されると飼料や加工用に回されることがあり、本来の食用米とは異なるものもある。
- 備蓄米の放出が遅れたり、適切に流通しないと劣化が進むこと。
専門家の中には「古米でも美味しい」と評価する人もいます。
ただし、一般的な消費者には「硬い」「独特のにおいがする」と感じる人が多いようです。
備蓄米自体が「まずい」というわけではなく、適切な管理とローテーションが行われている限り、品質は維持されています。
備蓄米とは緊急時に蓄えておくお米のこと。
備蓄米はいつのお米?
備蓄米は、主に5年間保存されることが一般的です。
政府が毎年買い入れて保管し、5年を経過した備蓄米は主に飼料用や他の用途に回されることが多いです。
備蓄米は新米とバランスよく消費されることが求められていますが、具体的な収穫年次については、保管期間が長いため、購入時には新米ではなく古米であることが多いです。
備蓄米の品種は特定されていませんが、コシヒカリなどが使用されることもあります。
また、備蓄米は低温倉庫で保管されるため、風味や食感に変化が生じることがあります。
備蓄米の低温倉庫での保存方法は、以下の条件を厳格に管理することで実現されています。
備蓄米保存条件
温度管理:15℃以下に保管することで米の劣化を防ぎます。
湿度管理:60~65%の湿度を維持し、乾燥やカビの発生を防止します。ただし、玄米の場合には70~80%の湿度が 推奨されることもあります。
害虫やかび対策: 定期的な点検を実施し、必要に応じて防虫処理を行います。
備蓄米管理方法
回転備蓄方式:一定期間ごとに古い米を市場に放出し、新しい米を備蓄する方法です。
棚上げ備蓄方式:長期間保存するため、必要なときにのみ放出する方法が現在主流です。
このような厳格な管理により、備蓄米は長期間にわたって高品質を維持することが可能になっているそうです。
備蓄米の栄養は市販米とほぼ同じ!でも…?
備蓄米の栄養価は、市販のお米とほとんど変わりません。
でも、長期間の保存によって、以下のような変化が起こることがあります。
- 炭水化物やタンパク質はそのまま → 主成分は変わらず、エネルギー源としての価値は維持。
- ビタミンB1は減少 → 保存期間が長くなると、水溶性ビタミンが減りやすい。
- 風味や食感の変化 → 脂質が酸化し、味が落ちたり、炊いたときに硬くなることも。
- 水分が減って硬くなる → 乾燥が進み、炊き上がりがパサつくことがあります。
長期保存の影響を考慮しつつ、炊き方を工夫すれば美味しく食べられます!
備蓄米をおいしく炊く方法も引き続き調査していきたいと思います!
まとめ
備蓄米は不味く感じることもあるようですが、保存管理などはしっかりしていることがわかりました。
栄養は少し落ちるようですがほぼ変わらないようですね。
備蓄米も炊き方次第では市販米と同じように食べられるようですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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